古くから行われる高野山での行事

萬燈供養会(まんどうくようえ)

毎年8月13日高野山では萬燈供養会(高野山ろうそく祭り)が開催されます。

ろうそく祭りとは参拝者によって一の橋から奥之院までの聖域約2キロメートルの参道を約10万本のローソクの光で荘厳し、先祖をはじめ奥之院に眠る総ての御霊(みたま)を供養するお祭りです。参道に浮かぶ約10万本のローソクの光は幻想的で、漆黒の闇にきらめく灯りの線は高野山の夏の風物となっています。参拝者はその灯りの中に先祖を思い、お盆の送り火といたします。