古くから行われる高野山での行事

傳燈国師忌(でんとうこくしき)

不断経にもご登場されました高野山第二世傳燈国師真然大徳への報恩謝徳の法会です。この9月11日は真然大徳が入寂なされた日です。

お大師さまの甥に当たる方で、高野山第二世こと真然大徳様を偲ぶ法会で、諡號名(しごうめい 朝廷より贈られる名)を傳燈国師と呼ばれることからこの名称が使われています。まず午前8時半より金剛峯寺役職員らが真然廟前に集まり御法楽をあげたあと、大広間にて山内寺院出仕のもと、座主猊下(管長さま)の御導師により一座の法会が行われました。