2026.03.27
毎年多くの方が体験している「金剛峯寺での阿字観体験」が始まりました。
阿字観とは真言密教の経典である大日経に基づく瞑想法で、その名の通り『阿』の『字』を『観』ながら瞑想します。
この阿とは大日如来を表す梵字であり、すべての宇宙は阿字に集約されているとされています。瞑想法といえば座禅を思い浮かべる人も多いですが、阿字観と座禅では方向性による違いがあります。座禅は煩悩を消し去って無我を体得するに至る事を目的としていますが、阿字観は無我を体得したのちに阿字の仏様の心を感じ取る事を目的としています。
その他では座禅は無我に至るため周囲に何も配置しませんが、阿字観は仏様と一体になるために阿の字と月が描かれた絵を本尊として軸装するという違いもありますね。一言でまとめると、座禅は『すべてを否定して空っぽになる』のに対して、阿字観は『すべてを肯定して受け入れる』という方向性を持っているのです。
金剛峯寺 阿字観体験
会場:総本山金剛峯寺 阿字観道場
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山132
体験概要:真言宗における呼吸法・瞑想法の体験
高野山では、参加のできる宗教行事が毎日行われています。カフェや精進料理を味わえる宿坊も多数あります。高野山ならではの阿字観(あじかん)瞑想、護摩祈祷(ごまきとう)、護摩炊き(ごまだき)、精進料理などもあわせて体験されてみてはいかがでしょうか。