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霊宝館

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高野山霊宝館は、高野山内にある高野山真言宗に関係する貴重な文化財を保存展観するため、1921年に有志者の寄付のもと開設された施設です。また、この時に建てられた本館は、1998年に登録有形文化財として指定されており、いわばこの建物そのものが貴重な文化財の一つと言えます。

1961年には、国指定有形文化財を収蔵するための大宝蔵が増設されており、更に1984年と2003年と続けて収蔵庫を増設しました。その結果、現在では国宝21件、重要文化財148件、和歌山指定文化財17件、重要美術品2件、合わせて約2万8千点ほどを収蔵しているほか、未指定品は5万点以上を数えます。

特に特筆すべき物として 空海ゆかりの『国宝 聾瞽指帰』、『国宝 諸尊仏龕』、『重要文化財 金銅三鈷杵』の3点が挙げられており、これらは三大秘宝とも呼ばれています。

聾瞽指帰は空海が唐に渡るより前の797年に書いた直筆文書で、出家して仏教の道を行く事を親族に表明したものです。諸尊仏龕は空海が唐より持ち帰った、仏像が安置された小さな入れ物で、仏教の至宝とも評されています。金銅三鈷杵は仏具の一つで、空海はこれを唐から東の海へ投げ、高野山の三鈷の松に引っかかっていた事から高野山を密教の地としたと言われています。