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一の橋

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一の橋、中の橋、御廟橋は弘法大師御廟までの道にある橋です。参拝者は、基本的に一の橋から参道を歩きます。

一の橋(いちのはし)は正式には『大渡橋』と呼ばれる御殿川に架かる橋であり、ここからが霊域となります。弘法大師は、一の橋まで参拝者を送り迎えしてくださると言い伝えられています。また、一の橋は栃木県の日光の神橋、富山県の立山の布橋と合わせて『日本三霊橋』と呼ばれています。

中の橋(なかのはし)は正式には『手水橋』と呼ばれる金河に架かる橋です。金とは死を意味する隠語であり、金河は三途の川とされています。つまり、中の橋は現世と死の世界の境界線なのです。

御廟橋(ごびょうばし)は弘法大師御廟の少し手前にある橋であり、ここから先は霊域中の霊域です。渡る際は服装を正し、礼拝をして、清らかな心で渡るようにしましょう。この橋は36枚の橋板と橋そのものを1枚として合計37枚と数えられ、金剛界37尊を表していると言われています。また、ここからは写真撮影は一切禁止されているため、ご注意ください。

因みに、御廟橋を渡ってすぐの左側に弥勒石を納めている祠があり、弥勒石に触れると弥勒菩薩のご利益が、持ち上げると願いが叶うと言い伝えられています。持ち上げる際は、男性は左手、女性は右手で持ち上げましょう。